ダイモンは「2024国際宇宙産業展ISIEX」に出展しました
株式会社ダイモンは、2月20日(火)から22日(木)の3日間、東京ビッグサイトで開催された「2024 国際宇宙産業展 ISIEX」にブースを出展いたしました。今回は今までの2輪YAOKIに加え、自立走行4輪YAOKIプロトタイプと天井裏点検ロボットとしての4輪YAOKIの展示、操縦体験を提供いたしました。昨年よりさらに盛り上がりを見せた会場の様子を写真を交えてレポートします。
2024 国際宇宙産業展 ISIEX
https://biz.nikkan.co.jp/eve/isiex/
日刊工業新聞社が主催する本展示会は、急速な規模拡大を続ける宇宙関連市場において、宇宙開発事業や月面開発事業に特化したロボットや製品、ロケット開発・製造や打上げインフラ、衛星活用事業や地上での宇宙関連サービスなどを集結させた、宇宙ビジネス単独としては日本最大級の規模で開催する産業展示会です。3日間の累計来場者数は、20,436名※ 昨年よりもさらに2600名以上の増加となりました。
※同時開催展含む
Dymonのブース
今回は3タイプのYAOKIを来場者に伝わり易いよう別々の展示にいたしました。モニターにはPR動画を流しイメージが沸きやすいよう工夫しました。来場者の方からも好評でした。
初日のオープンと同時に多くの方にダイモンブースに足を止めていただき、興味を持っていただきました。JAXAブースが目の前であったり、VR体験のできるブースが近くに並んでいたこともあり3日間ともに大変に賑わい、多くの方に解説をさせていただけました。
先日プレスリリースした天井裏点検ロボットの4輪YAOKIのプロトタイプは今までの2輪と違ってダイナミックな動き。裏表がないのは2輪のYAOKIと同じですが、ひっくり返った後にも力強く走る姿に、歓声が上がっていました。
技術パートナー企業の展示
株式会社UCHIDA
https://uchida-k.co.jp/
YAOKI筐体のCFRP部品・デプロイヤー部品の製造をご担当いただいています。月面を模した特設展示ケースの上にはYAOKIを入れるデプロイヤーと呼ばれるケースと、宇宙機と同じ素材のYAOKIが目を引きました。同社の開発商材であるカーボンインソールや短下肢装具の展示も興味深かったです。
三菱ケミカル株式会社
https://www.mcgc.com/
展示パネルからもお分かりいただけますように、YAOKIの至る所に同社の技術と素材が使われております。同時に様々な最先端技術を展示されておりました。日本を代表する企業のブースは常に多くの来場者で埋め尽くされていました。
おまけ
大きなイベントならではのお客様、Mr.都市伝説で有名な関暁夫さんのyoutube撮影や、宇宙なんちゃらこてつくんもDymonのブースに来てくれました。
SNSでの盛り上がり
まとめ
東京ビッグサイトで3日間に渡って開催された「国際宇宙産業展」。今年も、YAOKIの取り組みを多くの方々に見ていただき、様々なフィードバックや技術パートナー契約の可能性に恵まれることができました。展示会翌日、2月23日(日本時間)には、IM-2でYAOKIが搭載される、Intuitive Machinesの民間では世界初の月面着陸の成功が報じられました。IM-1の成功を受け、日本の企業であるYAOKIの名前も至る所でささやかれるようになり、いよいよという気持ちになります。IM-2の打ち上げ日程は公式発表がまだございませんが、皆様の期待を胸により一層努力してまいります。弊社ではこれからもProject YAOKI を通して、多くの企業様の宇宙事業進出を促し、宇宙産業の発展に貢献して参ります。引き続き応援をよろしくお願いいたします。