ダイモンにて国際宇宙産業展のトータルプロデュースを実施しました

3月9日（水）〜12日（土）の4日間、東京ビッグサイトで開催された「国際宇宙産業展」（2022国際ロボット展との併催特別企画展示）に、株式会社ダイモンがトータルプロデュースとして参画し、盛況のうちに終了しました。また、YAOKIの月面および地下空間の探査を擬似体験できるブース出展も大変好評でした。今回初開催として実現した本イベントの様子を写真を交えてお届けします。

国際宇宙産業展(ISIEX)： https://biz.nikkan.co.jp/eve/isiex/

国際宇宙産業展（ISIEX）のイベント概要

国際宇宙産業展（ISIEX）は、世界最大級のロボット・トレードショー「2022国際ロボット展」の併催特別企画展示として、宇宙開発事業に特化したロボットや製品・様々なサービスなど、宇宙産業全体を網羅して開催されました。

国際ロボット展などすべての同時開催展を含めた入場者数は、62,388名となりました。

日時	2022年3月9日（水）～12日（土）10:00～17:00（リアル会場） 2022年3月1日（火）～18日（金）（オンライン会場）
会場	東京国際展示場（東京ビッグサイト）西3ホール
主催	日刊工業新聞社
後援	日本航空宇宙学会、駐日英国大使館国際通商部、ルクセンブルグ貿易投資事務所
協力	JAXA
特別協賛	日本ユニスト
トータルプロデュース	ダイモン、ロボットビジネス支援機構（RobiZy）
クリエイティブサポート	ピクシーズ、クレッセント、奥拓電子日本、プロジェクションマッピング協会

月面探査の擬似体験を提供（月面ブース）

YAOKIの月面ブースでは、月面ロボ「YAOKI」を操縦して月面およびその地下空間の探査を擬似体験できるコーナーを展示しました。月着陸船と月面および地下空間、それらの一部を再現したセットによって、月着陸後にYAOKIがどのように月面を探査するのか、擬似体験を通して多くの方に紹介させていただきました。

月の地下を探索だ！
月面探査車YAOKIの操縦体験。
東京ビッグサイトの国際宇宙産業展に遊びに来てね！#国際ロボット展 #国際宇宙産業展 #YAOKI pic.twitter.com/FSUkxxloQ1
— 月面探査車「YAOKI」＠今年、月に着きます。 (@yaoki_space) March 10, 2022

YAOKIを用いた教育やエンタメを紹介（地球ブース）

YAOKIの地球ブースでは、YAOKIを用いた教育やエンタメによって子供たちの学びを促進する各種プロジェクトを紹介しました。ダイモン社のエンタメ教育事業では、次世代の宇宙教育プロジェクトとして、複数の企業や団体向けにYAOKIとのコラボレーションを提案しています。今回はその実践例をブースにて紹介しました。

また、3月12日にはロボットのプログラミングで完走タイムを競う「GPリーグユニバース2022 NANAKOROBI simulation」を開催し、18歳未満の来場者を対象に、素材や条件の異なるコースを設置し、ロボットや特殊車輌等による走行テストの機会を提供しました。

月面レストラン「SPACE L’ASSE」

国際宇宙産業展に併設されたカフェスペースでは、宇宙をモチーフにした飲食を提供する月面レストラン「SPACE L’ASSE」を営業しました。メインメニューとして、東京・目黒のイタリアンレストラン「ラッセ」のオーナーシェフ・村山太一氏がプロデュースする「パイロットリゾット」を提供しました。

また、オペレーションには「人生が加速する機会を創造提供」を掲げる株式会社SPICE SERVEが参画し、ダイモン社との3社連携で運営しました。ダイモン社では今後、宇宙に関する飲食やグッズ開発等の事業も展開していく計画です。

会場の様子

今回の国際宇宙産業展ではダイモン社のトータルプロデュースにより、統一されたコンセプトのもと様々な企業や団体にご協力いただき、未来の月産業を体感的に知ることができる機会として提供しました。

月面アテンダントとして演出された遠隔ロボットしおりん（協力：株式会社リードジェン）、宇宙ビジョン2050のCG、月面ローバー体験、月面バーチャルスタジオの展示（協力：株式会社クレッシェント）、映像演出（協力：一般財団法人プロジェクションマッピング協会）など、様々な連携を実現する機会となりました。

中島紳一郎の講演にて、月面ロボ「YAOKI」の共創開発プロジェクトを発表

12日の講演では、「共に月へ！月面ロボYAOKIの共創開発プロジェクト」と題し、YAOKIを月面実証試験のプラットフォームとして、日本企業各社の技術を月面利用へと導く共創プロジェクトの構想を発表しました。また、教育エンタメの分野でもYAOKIを中核にした同様の共創プロジェクトを宣言し、共に取り組んでいく初期のパートナー各社を紹介させていただきました。