「第三回未来技術エキジビションin 秩父」にてYAOKI操縦体験を提供しました
8月19日(土)ウニクス秩父にて第三回未来技術エキシビジョンが開催され、株式会社ダイモンは未来のおしごと体験「月面探査車操縦士」として、YAOKIの操縦体験を提供いたしました。
秩父市では、市内山間地域の少子高齢化による「ヒトとモノ」の移動の困難さに着目した Society5.0社会の実現に向けた「秩父市山間地域におけるスマートモビリティによる生活 交通・物流融合事業(令和2年度/内閣府地方創生推進交付金(Society5.0 タイプ)採択事業)」を推進しています。
当該事業の一環として、先進的な取り組みを秩父市の住民の皆さんに紹介する場として未来のおしごと体験が開催されました。
イベントの様子
ウニクス秩父ユナイテッドシネマ前広場に約10のイベントブースが立ち並びました。会場の写真奥には秩父の山々と、採掘場が見えます。この広場から見える場所で、大型のドローンが山側から駐車場へ荷物を運ぶデモンストレーションも行われました。
当日は35度を超える猛暑日でしたが、会場には多くの参加者が集まり、にぎわっていました。
オープニングセレモニーでは、秩父市長や実行委員会の代表のスピーチの後、秩父市のイメージキャラクター「ポテくまくん」が登場!来場者に大人気でした。
秩父市長はブースに一番乗りでお越しいただき、月面探査車YAOKIの操縦をしていただきました。これが月に行くのですね。とYAOKIのコンパクトさ、月への輸送費等、月面開発にも興味を持っていただき、用意したコースを一周していただきました。
未来のおしごと体験は、事前予約制にもかかわらず、月面探査車操縦士は15分毎に区切られた全8回とも満席で大勢の子供たちが参加してくれました。
よりリアルな月面探査ミッションの体験をしてもらうために、パイロット、管制官、宇宙飛行士と3役に分けて2チームになり、水資源や鉱物に見立てたガラスの石を見つける探査を実施してもらいました。2分交代でそれぞれの役になり、宇宙飛行士からはYAOKIが進むべき方向を管制官へ伝達、管制官は宇宙飛行士からの指示をパイロットに伝達という流れです。
今回はパイロットからは直接YAOKIを見れないように、テーブルと反対向きに座ってもらい、管制官が持つモニター画面だけを見て、探査をしました。これがほど良い感じに難しく、相手チームとの資源争奪戦となり、子供たちは大盛り上がり。「右!もっとまっすぐ!あと少し!よし!!とった!」と声をあげて喜ぶ姿は、未来のYAOKIパイロットの姿が垣間見れたようで、うれしく思いました。
子供たちは、初めて会う子同士でもすぐに仲良くなり、声を掛け合ってミッションをクリアする姿やハイタッチをする姿も大変頼もしかったです。短い時間内でもそれぞれの得意分野が出て、「将来NASAかJAXAで会おうね!」と声をかけると、待っててね!と元気に返してくれました。
今回はドローンパイロット、AIイラストレーター、ロボット名医、ChatGPTコピーライター、月面探査車操縦士のおしごとが用意されておりました。イベント終了後のアンケートでは、月面探査車操縦士のおしごとが一番楽しかったと答えてくれた子が最も多かったという嬉しい結果もいただきました。
改めて今回このイベントを開催してくださった、株式会社ゼンリン様、秩父市役所先端技術推進課の皆様、イベント関係者の皆様、ありがとうございました。今回のイベントに参加した方々が、近い将来にYAOKIが月に着陸したことを一緒に喜んでもらえるよう、これからも月面開発の面白さを発信し、宇宙を身近に感じていただけることを目指します。