日本科学未来館にて期間展とワークショップを行いました

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2023年2月22日(水)~3月31日(金)日本科学未来館にて月面探査車YAOKIを操縦できる宇宙イベントが開催されました。研究開発の「いま」を見せるシリーズ企画「Mirai can NOW(ミライキャンナウ)」の第3弾として、「宇宙に夢中、発信中!~体感する宇宙遊泳と月面探査」と題し、メタバースでISS周辺の宇宙遊泳を疑似体験したり、月面探査車YAOKIを操縦したりすることで、宇宙を身近に感じていただけるイベントに国内外から多くの方が来場されました。

YAOKIの操縦体験の提供やパネル展示などを行いました

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見上げると大きな球体のモニター、ジオ・コスモスが印象的な、シンボルゾーンにて、YAOKIの展示、ゲーム形式のYAOKIの操縦チャレンジ、パネル展示紹介、スタンプラリーにアイディア塗り絵シートなどを提供しました。

期間中にシンボルゾーンに入られた方には、自由参加でコメントやYAOKIに対する提案書を残していただきました。その数、国内外からの来館者合わせてなんと約1500枚。大きな反響があったこと大変うれしく思います。*期間展全体へのコメントも含む

「テレビ東京」の「おはスタ」で紹介されました

https://twitter.com/miraikan/status/1634479280271884292?s=20
番組内ではYAOKIの名前の由来などをクイズ形式で出題していただいたりして、取り上げていただきました。

YAOKIエンジニアとワークショップを開催しました

3月25日(土)には日本科学未来館3階の実験室にてYAOKIのエンジニアと共に「超小型月探査ローバーYAOKI操縦&アイディア会議」と題したワークショップを午前と午後の2回に分けて行いました。

多数の応募者の中から抽選で選ばれた方々には、まずは月のイメージを「YAOKI博士」とディスカッションした後、2チームに別かれて期間展とは違ったコースの操縦体験をしてもらい、YAOKIの走行時の課題をチームでアイディアを出し合ってもらいました。

用意されたのものを使って実際にYAOKIを簡易改造して、再度同じコースを走らせて違いをみたり、月面と同じようにYAOKIのローアングル映像のみでの走行チャレンジ、最後に個別にYAOKIのエンジニアに企画書をプレゼンしていただくという内容のワークショップでした。

小学生から社会人の方まで幅広くご参加いただき、各回ともに満足度が高かったとアンケートでも評価をいただきました。終了後にもエンジニアにたくさんの質問や提案をしてくれ、ガラス張りの実験室の外には多くの方が足を止めてワークショップを見学されていたことから、YAOKIへの関心の高さを感じました。

YAOKIの改造案を話し合う参加者の方
YAOKIの改造案を企画書にまとめる参加者の方々
YAOKI走破性の検証実験中
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まとめ

春休み期間も手伝って、日本科学未来館は連日大変多くの方でにぎわっていました。今回の展示では一般の方に実際にYAOKIを操縦してもらい、どうやって月にいくのか、月でYAOKIは何をするのかといった質問以外にも、本当に月に人が住む時代がくるのか?といったアルテミス計画への驚きをお話ししている方が多かった印象を受けました。

今回の展示やワークショップに参加した方々が、近い将来にYAOKIが月に着陸したことを一緒に喜んでもらえるよう、これからも月面開発の面白さを発信し、宇宙を身近に感じていただけることを目指します。

弊社では、Project YAOKI を通して、多くの企業様の宇宙事業進出を促し、宇宙産業の発展に貢献して参ります。一緒に月を目指そうという企業様、ぜひお気軽にご相談ください。

イベント実績

YAOKI 操縦体験参加者数:3254 名以上

イベント全体への来場者数 2.1万人
・メディア露出:(Now3 全体)
・ デジタル 53 件(東洋経済オンライン、BIGLOBE ニュースなど)
・ 新聞 1 件(4/13 朝日新聞夕刊)
・ 雑誌 4 件
・ テレビ 2 件
 読売テレビ「ウェークアップ」(放送日:3/4)
⚫山本アナウンサーが ISS メタバースと YAOKI を体験。
 テレビ東京「おはスタ」(放送日:3/7, 14)
⚫ 新おはガール えみちぃさんがイベントを潜入捜査というかたちで、科学コミュニケー
ター本間の案内で ISS メタバースと YAOKI を体験、宇宙生活用品について調査。